2025年1月21日(火)〜2025年2月4日(火)
斜めから見る歌舞伎
「記号の森」と評される歌舞伎には、さまざまな「型(かた)」、つまり演技・演出における形式や約束事があります。鑑賞のためにはそうした伝統的な「型」を知らなければならないと言われます。いっぽう、開かれた直接体験の場である歌舞伎の舞台を、観客はもっと主体的に見て楽しむことも可能ではないか、という立場もあるようで、いま歌舞伎はその両極のあいだを揺れ動いているようです。
本講座は、そうした歌舞伎の現在のありようを、今と昔の芸談や劇評とともに見ていきます。知れば知るほど面白いのが歌舞伎です。古人と現代人の知的なたたかいの現場として歌舞伎の舞台をながめれば、歌舞伎を楽しむあらたな見方が生まれてくるのではないかと思います。
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備考
以上のテーマについて、『義経千本桜』『仮名手本忠臣蔵』『弁天娘女男白浪』『瞼の母』などを例に論じる予定です。
※本講座は2021年度冬期講座「斜めから見る歌舞伎」と同じ講座名ですが新たな内容となりますので、過去講座を受講した方もぜひお申込みください。
※本講座は2021年度冬期講座「斜めから見る歌舞伎」と同じ講座名ですが新たな内容となりますので、過去講座を受講した方もぜひお申込みください。