2025年1月29日(水)〜2025年3月12日(水)
名作探求の旅
夏秋の講座では、誰もが一度はどこかで見たことのある西洋美術作品を取り上げ、テレビでは教えてくれないような事情まで解説してきました。そこでは絵画が主体でしたが、今回の主役は建築です。ギリシャ神殿、ポンペイの遺跡などの考古学的な時代から、パンテオン、ハギア・ソフィアのような古代ローマから初期キリスト教時代の聖堂、ロマネスクやゴシック聖堂を経てルネサンス、バロックの大聖堂を見た後は、新古典様式の議事堂や宮殿、有機的な曲線が魅力的なアール・ヌーヴォーの館を通じ、機能主義の現代建築から、個性的な住宅までを扱います。こうすることで西洋美術の通史が理解できる様になります。建築は本来、彫刻や、絵画、庭などと一体となっていましたので、建築だけでなくそこに付随すべき彫像や壁画、記念碑やステンドグラスなども同時に話しますので幅広い内容となるでしょう。専門的な建築の知識など必要ないので、ヨーロッパを旅するつもりでご参加ください。
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