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2025年1月9日(木)〜2025年1月30日(木)

新幹線六十周年記念 シン・プロジェクトX

カルチャー
対面講座

新幹線のことを英語や外国語で何というか?答えはSHINKANSENですね。
昭和39年10月1日、東京オリンピックに先駆けて、東海道新幹線は開業した。今年は60周年に当たる。その間、乗客の死傷者はゼロの安全性と高速性に乗り心地も確保した。開業当時、開発の母体の鉄道技研(以下、鉄研)に配属されていた講師は、二十を越える研究室のリーダー達から、新幹線開発の真髄を順に研修していた。新幹線の誕生秘話をお伝えしたい。
さらに、札幌・北陸・長崎新幹線など延伸工事中や計画中の全国新幹線網を展望したい。なお、現在工事中でほぼ十年後に東京~名古屋間が開通予定の「リニア中央新幹線」については、講師の別の講座に譲りたい。
最後に、「人と荷物用のドローン方式によるシン・日本列島改造論」を提唱したい。

<講義日と各回の講義テーマ及び概要>
1回目・2回目:「東海道新幹線の誕生秘話」
1)東海道線過飽和で線増計画が本社の方針だった。
2)戦時中の陸海軍の技術陣の鉄研へ入所~リベンジ?贖罪?~
3)鉄研篠原所長が指揮し、「東京~大阪三時間の可能性」公開講演会。
4)鉄研内高速鉄道プロジェクト開始!
5)国鉄本社の反対。線増計画とのバッティング。
6)新幹線の基幹技術は鉄研全研究室で開発。
7)建設費は世界銀行から融資。
8)国鉄各系統による実用化と試運転。
9)開業!=テープカットは新幹線の父ではなかった。
10)新幹線は総合化技術とシステム化が成功のカギだ。

3回目:「札幌・北陸・長崎新幹線の延伸工事中や計画中の全国新幹線網」
1)「札幌新幹線」
2)「北陸新幹線」
3)「長崎新幹線」
4)「ほかには新幹線計画は無いの?」

4回目:「人と荷物用のドローン方式によるシン・日本列島改造論」
1)ドローンの魅力は?:講師はドローン企業の顧問。その魅力は?
2)日本の人口減少は全国へ拡大中!消滅都市への鉄道は?
3)へき地・陸の孤島への鉄道やバス運行の困難さ。
4)災害地への人や貨物の輸送にドローンが最適。
5)全国にドローン運行網の新設を提案したい。

開催日
場所
23区,千代田区,都心・副都心エリア
主催者
東京都立大学
定員数
15名
費用
10100円
申込期日
2024年12月30日
問い合わせ
03-3288-1050平日9:00~17:30
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