2024年11月19日(火)
「不登校・ひきこもり、80 50問題」の実状と支援
「不登校・ひきこもり、80 50問題」の実状と支援
~いま、増加する「ひきこもり」への対応を考える~
特別区プレミアム講座「東京23区の今を考える」は特別区協議会とオープンユニバーシティの連携講座です。有数の大都市東京の社会的課題や、対応に関して広く東京都区民に理解を深めていただくことを目的とした講座です。多くの方々に受講していただけるよう、特別価格で提供し、入会金も不要です。
尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。
不登校の児童生徒の人数がコロナ禍以降、急激な増加が指摘されています。そして「ひきこもり」の人数は2023年度の内閣府の発表で推計146万人となっています。年齢層別に見ると、15歳から39歳の子ども・若者層では、7年前に公表された調査の1.57%から2.05%に、40歳から64歳の中高年層では4年前に公表された調査の1.45%から2.02%に増えてきています。コロナ禍での社会環境の変化が背景にあると思われますが、現在でも東京都区部における「ひきこもり」は大きな課題になっています。子ども・若者の「ひきこもり」は従前から問題になっていましたが、いまでは大人の「ひきこもり」への対応が大きな課題となっています。
所謂8050問題に代表されますが、「80代」の親が「50代」の子どもの生活を支えるために経済的にも精神的にも負担を請け負うという社会問題になっています。
本講座では「ひきこもり」の実態、その支援などについて臨床心理の立場から関連機関との連携も含めてお話しできたらと考えています。
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