東京都
ログイン
2024年11月21日(木)〜2024年12月5日(木)

オペラを楽しむ:新国立劇場『ウィリアム・テル』

カルチャー
対面講座

※電話申し込みのみ 【TEL:03-3288-1050(対面講座)】

来たる11月に新国立劇場で上演される『ウィリアム・テル(ギヨーム・テル)』は、1829年にパリの王立音楽アカデミー(現在のオペラ座)で初演されたロッシーニ最後のオペラです。シラーの戯曲に基づく本作は、19世紀のパリで流行した「グランド・オペラ(グラントペラ)」の一本に数えられます。中世のスイスを舞台に、占領者であるオーストリアからの独立と自由を勝ち取ろうとする民衆の物語が、英雄テルの活躍と二組の父子の絆、国と身分の違いを超えた男女の恋の行く末とともに語られる、一大エンターテインメントです。作品の本当の主人公ともいえる力強い合唱と、起伏と地方色の表現に富んだオーケストラ、音楽とも連動する数々の視覚的効果を盛り込んだ舞台が、私たちの耳と眼を圧倒します。
ロッシーニのオペラを得意とするスター歌手たちを招き、新制作として行われる新国立劇場の公演は、後世にも多大な影響を与えた『ウィリアム・テル』という傑作を、そして、近年ヨーロッパ各地の劇場で盛んに上演が行われているグランド・オペラを堪能する、またとない貴重な機会となるでしょう。初演以後、歴史的に台本をイタリア語に訳して上演されることの多かった『ウィリアム・テル』ですが、今回は本来のフランス語で歌われます。スペクタル的な見どころの多いこのオペラを演出するのは、舞台美術家出身の大ヴェテラン、ヤニス・コッコス。指揮は新国立劇場オペラ芸術監督の大野和士です。
今回の講座では、まず、ロッシーニの『ウィリアム・テル』という作品について、初演までの経緯とあらすじ、見どころや聞きどころをご紹介します(第1回)。続いて、『ウィリアム・テル』をはじめとするグランド・オペラの魅力について、その現代における演出の可能性も含めてお話しします(第2回)。さらに、鑑賞が終わった後には、今回の上演について様々な角度から皆さんと議論しながら、『ウィリアム・テル』やグランド・オペラについての理解をさらに深めていきます(第3回)

※申込期限:2024年10月30日(水)17:00
※上記申込期限以降はキャンセル不可(公演チケット予約のため)
※この講座を申し込まれる方は、同時に下記の公演鑑賞申し込みとなります。
※受講料7、500円のほかに、別途、下記の公演鑑賞のチケット代が必要です。
※チケット代は、必ず11月21日(木)の講座初日の受付時にお支払いください。(お支払いは現金のみ/お釣りがないようにご用意ください)

公演鑑賞
日程:2024年11月30日(土)14時00分開演(予定上演時間:約5時間(休憩含む))
演目:ロッシーニ『ウィリアム・テル』
会場:新国立劇場オペラパレス
チケット料金:A席 23,000円(団体割引料金)2階席
B席 16,000円(団体割引料金)3階席
C席 11,000円(団体割引料金)4階席
※講座お申込みの際にチケットの席種をご指定ください。座席位置は指定できません。
※公演日は各自ご自由に鑑賞してください。

開催日
場所
23区,千代田区,都心・副都心エリア
主催者
東京都立大学
定員数
20名
費用
7,500円
申込期日
2024年11月11日
問い合わせ
03-3288-1050平日9:00~17:30
受講した

同じカテゴリーの講座