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2024年11月2日(土)〜2024年11月30日(土)

近世日本の勝者と敗者

カルチャー
対面講座

江戸時代、平和と文明化を推進した勝者と、それに異議申し立てを行った敗者との対立の歴史がありました。「徳川の平和」が達成した成果と課題、勝者から最後は敗者となった幕府の政治過程について、講師の著作である『近世日本の勝者と敗者』をテキストに4回の講義で考えます。
260年にわたって国内においても対外においても戦争はなく、平和を確立していた江戸時代は、明治維新という名のもと完全に廃止されました。そして新しい勝者明治政府は欧米列国と伍する為に近代化を急ぎ、江戸時代という長きに渡って戦争のなかった日本は、富国強兵の名のもとに否応なく大きな戦争に突入し、最後には敗者という道筋を辿ることになりました。
幕府から明治政府へと引き継がれた江戸時代を中心とした近世日本を、「勝者」と「敗者」という視点から見直します。

●戦国の覇者と敗者 ― 近世前期、近世中期、近世後期
1 中世から近世へ
2 関ケ原合戦の歴史的意義
3 江戸開幕
4 豊臣滅亡と徳川秩序の確立
5 キリスト教禁と天草四郎
6 鎖国体制の確立

開催日
場所
23区,千代田区,都心・副都心エリア
主催者
東京都立大学
定員数
30名
費用
10,100円
申込期日
2024年10月23日
問い合わせ
03-3288-1050平日9:00~17:30
受講した

備考

※本講座は講師著作『近世日本の勝者と敗者』(吉川弘文館:2015年)をテキストとして使用しますので各自で購入して下さい。
アマゾン、honto、楽天ブックス、BOOK-OFFなどで購入可能です。

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