炭素・水素・酸素から成る高分子の魅力とリニア・新幹線・本四架橋への応用開発例
「脱炭素!」が流行してますが、地球温暖化の主犯は炭素ではなく二酸化炭素CO2です。炭素はわれわれ人間だけではなくすべての動植物のからだの主役です。炭素C・水素H・酸素Oが結合してモノマーとなり、それが何万、何十万も繋がった重合体が高分子ポリマーです。CとHだけが繋がったポリエチレンやポリプロピレンはポリ袋や車の内装でおなじみですね?C・H・Oからはナイロンなどになります。
タンパク質・糖質・脂質も高分子です。炭素・水素・酸素を主役に、塩素Cl・硫黄S・フッ素Fが脇役になった「高分子劇」はゴムやプラスチックや繊維のほか、塗料・接着剤など天然/合成品となります。
一方、PFAS(有機フッ素化合物の汚染問題)にも触れましょう!
次に負の課題である「廃棄プラスチックの海洋汚染」も語ります。
さあ!われわれが開発した以下の高分子劇を紹介しましょう!!
◇「リニア中央新幹線の基幹技術の開発3テーマ」
◇「東北・上越新幹線の工事反対を突破できた弾性マクラギの開発」
◇「廃タイヤ公害を無くし、新幹線の振動騒音対策を兼ねたゴムタイヤリサイクル技術の開発」
◇「雪と氷の害を防ぐ新コーティングの開発」
◇「鉄道と車が通れる本四架橋瀬戸大橋用新斜張橋の開発」
この講座に参加すると、「脱炭素!」では無く、「脱二酸化炭素!」と言い直すことでしょうね?
私たちの身体もタンパク質や骨を形成するアパタイトという高分子ですが、高分子製品がなければ私たちの生活は成り立ちません。また「天然高分子製品」としては、天然ゴム(航空機・バス・トラックのタイヤ)、天然樹脂(粘着材)、天然繊維(綿・羊毛・絹織物)が普及しています。「合成高分子製品」には合成ゴム・プラスチック・合成繊維が生活必需品です。
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