2024年10月1日(火)〜2025年3月31日(月)
【アーカイブ秋期】古墳時代の最前線
※本講座は2024年度春期講座として、2024年5月16日~6月13日に実施した講座のアーカイブ講座(すでに実施した講座の録画をご視聴いただく講座)です。
宮内庁が陵墓に治定するオオヤマト古墳群中の渋谷向山古墳(景行天皇陵)と行燈山古墳(崇神天皇陵)、また佐紀古墳群中のウワナベ古墳(陵墓参考地)は、周濠水位の上下動に伴う墳丘裾の浸食が著しく、その保護工事のための事前調査が実施され、調査成果が報告されている。また、近年三次元レーザー測量が各地の古墳で実施され、その分析から新たな知見が得られている。なかでも、オオヤマト古墳群中の櫛山古墳については、従来とは異なる墳丘の姿が明らかになってきた。佐紀古墳群については、過去に小規模な調査が実施されてきたが、それらをまとめた形での報告が皆無である。
今回の講座では、オオヤマト古墳群と佐紀古墳群の過去から近年までの調査を解説しながら、最新の知見を紹介する。
- 開催日
-
備考
教養・文化