2024年10月1日(火)〜2025年3月31日(月)
【アーカイブ秋期】仏像と曼荼羅から読み解く『仏教』
※本講座は2024年度春期講座として、2024年4月4日~6月27日に実施した講座のアーカイブ講座(すでに実施した講座の録画をご視聴いただく講座)です。
人類史上、仏教ほど多様な造形表現を生み出した宗教はありません。造形表現に対してイスラム教やユダヤ教が否定的だったのと逆に、とても積極的だったからです。キリスト教は造形表現を容認しましたが、一神教なるがゆえに唯一の神しか崇拝せず、結果的に造形の対象が制限されました。それに比べ多神教的な性格をもつ仏教は多数の仏菩薩や神々を崇拝したので、造形の対象も多様になり、豊かな造形表現が育まれたのです。本講座では、インド・東南アジア・チベット・中国・日本で造形された彫像や画像をとりあげ、そこに託された「仏教」を読み解いていきます。実は造形表現には、経典や論書などによる文字情報では伝えられない仏教の重要な思想や哲学が秘められています。さらに仏教という枠組みを超える普遍性や芸術性も秘められているのです。
- 開催日
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- 場所
- オンライン
- 主催者
- 明治大学
- 定員数
- なし
- 費用
- 11,000円
- 申込期日
- 2025年2月18日(火)
- 問い合わせ
- 03-3296-4423平日10:30~19:00 土曜10:30~15:30
備考
教養・文化