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2024年10月1日(火)〜2025年3月31日(月)

【アーカイブ秋期】唐代史を塗り替えた「金銀器」の山:何家村と法門寺の出土品から

カルチャー
オンデマンド講座

※本講座は2024年度春期講座として、2024年4月25日に実施した講座のアーカイブ講座(すでに実施した講座の録画をご視聴いただく講座)です。

唐代の都のあった長安の旧城内と西方にやや離れた鄙びた田舎町の二か所から、20世紀の後半、唐代史または中国史を塗り替えたといって過言でない大量の「金銀器」が出土しました。一つは安史の乱が日本勃発する8世紀の半ばのもの、発見された地名から「何家村(かかそん)の金銀器」と通称されます。驚くことにそこには奈良時代の銀貨、「和同開珎」もありました。そしてもう一つが、1世紀余り後の870年代に、「法門寺」という寺の古塔地下(地宮)から見つかった大量の金銀宝物となります。そこには貴重な飲茶の道具一式などがありました。
本講座ではこれら新発見の金銀器の全容を理解すると同時に、そこから浮かび上がる唐代に生まれた宝物観念、「何家村」に込められた長生薬の問題、「法門寺」における唐室の舎利信仰などに及び、唐代史の新たな一面に迫ります。

開催日
場所
オンライン
主催者
明治大学
定員数
なし
費用
1,100円
申込期日
2025年2月18日(火)
問い合わせ
03-3296-4423平日10:30~19:00 土曜10:30~15:30
受講した

備考

教養・文化

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