2025年1月14日(火)〜2025年3月11日(火)
【対面】『続日本紀』を読む
『続日本紀』は実録的性格が強いといわれますが、孝謙女帝のもと、次の皇位後継者をめぐって、貴族の動向がわかる記事が増えます。廃太子や新たな立太子など、後継者問題は、それぞれの貴族の思惑がぶつかります。やがて淳仁天皇の即位へと時代は動きますが(最終的には廃帝)、権力集中への動きや、儒教的な政治の広まり、畿内村長の結集など社会的矛盾も激化しています。
日本古典文学大系『続日本紀』巻19・巻20、天平勝宝8歳と天平宝字元年紀を読みます。孝謙女帝の時代ですが、橘奈良麻呂の「謀叛」の動きなど、政治的に不安定な時期でもあります。文献史料だけではなく、考古学資料も使いながら、8世紀半ばの歴史を考えていきます。途中からの方にも、「やさしく、確かで、おもしろく」という趣旨から、新しい古代史をめざします。
- 開催日
-
- 場所
- 23区,千代田区,都心・副都心エリア
- 主催者
- 明治大学
- 定員数
- 30名
- 費用
- 19,800円
- 申込期日
- 2024年12月19日(木)
- 問い合わせ
- 03-3296-4423平日10:30~19:00 土曜10:30~15:30
備考
教養・文化