2024年10月4日(金)〜2024年12月13日(金)
現代宗教学:人間性の危機と宗教の役割
人類の宗教を振り返るとき、最も大きな変化が生じたのが近代であった。世俗化である。それまでの人類は、宗教を生活の基盤とする社会を形成したが、宗教は近代化と共に影響力を減じた。宗教に替えて人々のIDを形成したのが国家だ。人類の目覚ましい発展の裏側で、近代に生まれた制度や思想が、現在、人類の発展を阻害していることが指摘されている。主権、国民国家、科学技術、全体主義、無差別殺人、核兵器、人口爆発、民族対立、気候変動等々。そこで、本講義では、ナチのホロコースト、そしてナチに対抗したユダヤ人思想家の軌跡を軸に、日本の問題も取り上げて、人間とは何か、その精神性と悪性、自由と戒律の問題など、宗教固有の問いへ回帰して考える。
- 開催日
-
- 場所
- オンライン
- 主催者
- 聖心女子大学キリスト教文化研究所
- 定員数
- なし
- 費用
- 12,000円
- 申込期日
- 2024年12月13日
- 問い合わせ
- kiriken@u-sacred-heart.ac.jp平日10:00~17:00
備考
※受付期間終了後も人数に空きがある場合には受講が可能です。お気軽に事務室にお問い合わせください。
※申込者少数の場合、開講取りやめとなることがございます。
※講座情報の変更等のお知らせは、随時研究所ホームページでお知らせします。
※前年度より継続して受講される場合も、必ず改めて申込手続きをお願いいたします。
※申込者少数の場合、開講取りやめとなることがございます。
※講座情報の変更等のお知らせは、随時研究所ホームページでお知らせします。
※前年度より継続して受講される場合も、必ず改めて申込手続きをお願いいたします。