コミュニケーションに悩む50代部長 若手とうまく話したくて…?

コミュニケーションに悩む上司が取った行動は…?
grapeで長年働く50代の営業部長も、最近入社してきた若手社員とうまくコミュニケーションが取れずに悩んでいました。
世代間のギャップもあり、なかなか会話が続かず、営業先への移動中などに、何を話したらいいかが分からないのです。
そこで、営業部長は、改めてコミュニケーションについて学んでみることにしました。
インターネットで検索をしてみると『東京リカレントナビ』というウェブサイトを発見。
東京都や、都内の大学、関係団体などが提供する公開講座を約500件紹介している、大人の学び直しのためのポータルサイトです。
資格や検定のための講座だけでなく、ビジネスマナーやコミュニケーションなどについても、さまざまな講座が紹介されていました。
多くの講座がある中、営業部長の目に留まったのは、明治大学で開講されていた『好感度アップ話し方講座』。
同校の卒業生でもある、フリーアナウンサーの前田真里さんが講師を務めており、話す時の意識や姿勢、表情など基礎的なことから学べるようです。
会話をする時の表情や、リアクション1つでも、相手に与える印象は大きく変わるはず…。これはスムースなコミュニケーションにつながるかもしれないと考えた営業部長は、早速講座に申し込んでみることにしました。
講座は全5回。開催時間は夜で、オンラインでの受講も可能だったので、日中働きながらでも無理なく学ぶことができます。
発声や腹式呼吸の練習、オンライン会議で好印象を与えるコツなど、現役アナウンサーから『相手の心に届く話し方』を約1か月かけて学んでいきました。
講座で教わったことを身に付けるには、日頃からのトレーニングも重要。
空き時間を見つけては、呼吸や発声の練習を繰り返していきます。
そして迎えた、第5回目の最終講座。この回のみ、対面とオンラインのハイブリッド形式で授業を受けられました。
現地で直接指導を受け、『話し方』について、より理解を深めていった営業部長。
これまでに学んできたことを復習した後、集大成として、ほかの受講生たちの前で『人生で一番嬉しかったこと』をテーマに発表していきます。
営業部長は、第1子が誕生した時のエピソードを披露。
授業で身に付けたテクニックを意識しながら、分かりやすく伝えていきます。
発表は成功に終わり、『話し方』が身に付いた営業部長。
授業を受けた後、講座で得たテクニックを用いて、若手社員に接するようにしたら、自然と会話が弾むようになりました。
徐々に相談されることも増え、仕事のアドバイスもうまく伝わるようになったのです!
このように『東京リカレントナビ』には、大人の学び直しを後押ししてくれるコンテンツが盛りだくさん!
受講料が有料か無料か、対面かオンラインかなど、条件別に探すことができるので、働きながらでも自分に合った学び方を見つけられるでしょう。
受けられる講座も、語学、ビジネススキル、最先端技術などの実用的なものから、歴史や芸術といった趣味にまつわるものまで幅広くあります。
仕事のためだけに限らず、好きなことや、興味のある分野を選び、自由に学べるのが大人の勉強の魅力。
まずは『東京リカレントナビ』で『興味のある分野』を見つけ、体験してみてはいかがでしょうか!
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